トピックス|山辺天理歯科医師会

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2021年3月9日

むし歯は、むし歯の原因菌(ミュータンス菌など)が食べかすを腐らせ、酸をつくり出し、時間の経過とともにその酸が歯のエナメル質を溶かしてしまうところから始まります。

2021年3月9日

歯の表面では、毎日「脱灰」「再石灰化」が繰り返されています。「脱灰」とは、歯が食べ物によってできる酸によって溶かさる状態。「再石灰化」とは、脱灰状態が元に戻る事をいいます。唾液に含まれるフッ素などが関係しています。

通常、飲食後の歯磨きなどでバランスが保たれ、歯の表面が正常に保たれます。ところが、歯垢(プラーク)が歯の表面につき歯垢の下の表面が酸により「脱灰」が進みバランスが崩れて元に戻らなくなってしまいます。「脱灰」が優位な状態がむし歯です。

 

2021年3月9日

C1

エナメル質にとどまっているむし歯で自覚症状はまったくありません。
シュガーコントロール、プラークコントロールをしながら経過をみたり、
シーラントを行ったりします。

C2

象牙質まで到達したむし歯。
冷たいものや甘いものがしみるなどの自覚症状があらわれる場合が多くなります。
レジンや金属でつめる事になります。

C3

むし歯が歯髄(神経)にまでに進行したもの。
ズキズキ痛むなどの症状がでてきます。通常は麻酔をして神経を取り除き消毒する必要があります。

C4

むし歯が進行して歯根(歯の根)しか残っていない状態。
この段階では発症が根の先まで進行しているので、噛んだとき痛かったり、腫れたりします。

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