トピックス|山辺天理歯科医師会

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オーラルフレイルについて

2022年3月14日

日本歯科医師会として、以前から8020(はちまるにいまる)運動(80歳でご自分の歯を20本以上残しましょう)を発信してきました。
ある程度、達成された方が増えてきて、いつまでもご自分の歯でお食事できる方がふえてきて、素晴らしいことです。
最近は、オーラルフレイルという言葉が、発信されています。
 

オーラルフレイルとは

フレイルとは虚弱(きょじゃく、弱っているという)な状態のことです。
オーラルとは、お口の関連のことで、オーラルフレイルとは、お食事の咀嚼(そしゃく、もぐもぐと、かみくだくこと)が不十分な状態になったり、のどの飲み込みが弱ってきている状態のことです。
お口の虚弱が、全身の虚弱につながると言われています。
オーラルフレイルは、それ以上に悪化しないように、できれば回復することができると言われています。オーラルフレイル予防が全身の健康増進につながります。
「パタカラ体操」「あいうべ体操」などで、声を出す。また、のどの飲み込む力をきたえる。
誤って気道に入った場合は、せきをしっかりして、はきだす。
これらが、誤嚥性肺炎予防にもつながります。
 
リンクしております日本歯科医師会のホームページのオーラルフレイル対策のための口腔体操をぜひ、ごらんください。
若い方々は、オーラルフレイルは、今のところ関係ないかもしれませんが、ご家族やお知り合いの高齢者の方々におしえてあげてください。